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2018.10.12 

事例

【事例】「〜しなければいけない」と着続けた鎧を脱ぐ決意

こんにちは♪

『正しい悩み方』に導くカウンセラーの桑原です。

 



➖➖➖鎧を着続ける30代女性➖➖➖

濃いメイクに縁の厚いメガネ。

体のラインを強調し、やや露出が強く、派手な服装にOさんから、警戒心や不安を感じ取りました。

 

お話を伺うと、男性へ依存的であり常に恋人がいないと不安。

恋人から自分が必要とされることで自信が持てるが、少しでも自分をわかってくれない、と思うと違う人を探してしまう。

 

自嘲気味に『浮気性なんです』

と話す表情から、Oさんの抱える苦しみが伝わってきました。

 

『必要とされる自分』を演じているため、本音を言えないことも苦しいが、鎧を脱ぐ勇気もなく、相当の期間を一人で耐えてきたのだと感じました。

 

そこで、Oさんが自分に出している命令や、禁止事項を洗い出しました。

 

・痩せていなければいけない。

・安物ではなく、流行りのファッションで振る舞わないといけない。

・助けてくれるのは親ではなく、彼氏しかいない。

・自分を理解してくれるのは、彼氏だけ。

・自分をわかってくれる人はいるはずがない。

・恋人は見た目が好きなわけで、中身まで愛されているわけではない。etc

 

自分で発した命令に『寂しいですね』と言いながら、涙を流していました。

Oさんにとって、必要なのは鎧を脱ぐ勇気と判断し、命令や禁止事項を以下のように変えてみました。

 

痩せていても良いし、痩せなくても良い。

安い洋服を着ても良いし、流行りの服を着ても良い。

親も助けてくれるかもしれないし、助けてくれないかもしれない。

彼氏が助けてくれるかもしれないし、助けてくれないかもしれない。

etc

 

〜かもしれないし、〜ではないかもしれない。

〜しても良いし、〜しなくても良い。

 

このように、今の自分にできる『許可』を与える作業を繰り返して行きました。

初めは、最初の数回は苦労をしましたが、次第に自分に許可を与えることができ、スッピンであらわれたのは、5回目のカウンセリングのときでした。

 

『今までなら絶対嫌だったけど、先生と会うだけだし、まっ、いっかなぁと思って』

 

と笑う姿には、刺々しいものが消え、ありのままのOさんの姿を感じました。

スッピンで外出することを覚えたOさんは、次第にメガネもしなくなり、メイクもナチュラルなものへと変化して行きました。

 

恋人との関係には、今でも悩みが尽きないようですが、外見的な変化があっても、Oさんから離れずにあたたかく見守る彼に守られて、幸せを感じているとも話されていました。

 

自分で出した禁止令は、自分で解くことができることをOさんから私自身学んだケースでもありました。

 

最後に、こちらへの掲載にあたり、ご協力いただいたOさんへ心より感謝いたします。