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事例

2018.10.02 

事例

【事例】できないと思っていた過食が減った!

こんにちは。

『正しい悩み方』に導くカウンセラーの桑原です。



 

➖➖➖摂食障害に苦しむ20代女性➖➖➖

摂食障害と診断されたのは、中学生の時。

痩せたい一心で、拒食と過食を繰り返し、つらくなるとリストカットを繰り返すため、腕は傷だらけ。

 

何度も病院を変え、カウンセラーを変え、薬を飲んでなんとか、仕事は続けていますが、つらくて仕方ない。

 

そんなつらい思いをお持ちのAさんと初めてお会いした時、背後に大きなプレッシャーと身を守るための鎧を着ているように感じました。

 

Aさんとのカウンセリングの中で変化が表れたのは、3回目からでした。

「Aさん、今日はエレベーターに乗ってみませんか?」という唐突な私の提案を不思議そうに、でも微かに笑いながらも「やってみます!乗ります!」と返答したAさん。

いつもより覇気のある返答があった瞬間、私の中では変化を確信しました。

 

ゆっくりと目を閉じ、身に着けている時計や眼鏡を外して心地よい状態まで誘導し、イメージの中でエレベーターに乗り、もう一人のAさん自身との対話をほんの30分程度行いました。

 

外見上のとても明るく友達も多く、ポジティブにも見えるAさんの中にある「演じているAさん」と「正直になりたいAさん」との話し合いの中で、涙を流しながら

 

「いつも、みんなから大丈夫、Aならできると言われてきた。

なんで私なら大丈夫なの!?と思うことがあっても言えなかった。

どうしてみんな簡単に大丈夫とか、できるよ、って言うのかわからない。

できるかどうか、自分が一番分かっている。私は過食をやめられない。」

 

正直なAさんが訴えたため、私はAさんに対して

「過食を辞められるかもしれないし、やめられないかもしれません。

それは、私にはわかりません。

やめても良いし、やめなくても良いですよ」

 

と、話すとポロポロ泣きながら

「やめたいです!」と、初めてAさんの口から過食をやめたいと発しました。

 

そこからAさんには再びエレベーターに乗っていただき、今度は「過食嘔吐を克服した自分」と「過食をやめられないと思っているAさん」との対話を時間が許す限り、行ってきました。

 

4回目のカウンセリングの来室時、「先生、前回のカウンセリングの日には過食せずに済みました!」

と嬉しそうに報告をしてくれました。

Aさんの摂食障害との闘いはまだまだ継続中ではありますが、過食嘔吐をしない日は確実に増えてきています。

 

 

当ルームで行うカウンセリングでは、イメージ療法が主となっています。

Aさんのようにエレベーターに乗る場合においては、

「エレベーターに乗って、上にあがります。

そこには、○○なあなたがいます。

今のあなたとなにが違いますか?」

 

など、イメージの中の自分自身との対話をすることで本当の自分の気持ちに気づくため、

問題解決への第一歩ともなります。

 

「できるはずがない」と自分で思い込んでいる出来事に対して、

できてもできなくても良いと考えることで、自分の気持ちを確かめ、次へのステップへと続いていきます。

 

カウンセリングは、人間対人間で行われる以上、どうしても合う、合わないなどの所謂『相性』というものがあります。

 

私自身、どんな人にでも万能な有能なカウンセラーというわけでもありません。

そんな中で、私自身の勉強および、自分のように悩んでいる人ん力になるのなら・・・と、事例として掲載を許可していただいたAさんには心より感謝したします。

 

なお、Aさんの事例につきましては、個人情報保護の観点から本人特定とならないよう、主旨がずれないよう加工をして掲載しておりますことご了承ください。